上関原発・中間貯蔵施設私的まとめ

アラ還おやじが素人なりに学習した記録です。

核燃料サイクル

「最終処分場とは全く異なる」のはわかるけど・・・

中国電力の中川賢剛社長は使用済み核燃料の中間貯蔵施設について「最終処分場とは全く異なるもの」と改めて話した、と報じられました。1月10日、年始の挨拶で村岡知事を訪れた後に記者の質問に答えたようです。

「選択肢が増えた」という言葉のロンダリング

朝日新聞デジタルの記事によると、日本原燃の増田尚宏社長が25日の定例会見で、次のように述べたそうです。

核燃料サイクルという袋小路

柏崎刈羽原発の使用済み核燃料69体が9月24日、青森県むつ市の中間貯蔵施設に向けて搬出されたと報じられています。国内初の出来事です。 東電、使用済み核燃料を搬出 国内初、青森の貯蔵施設へ | 共同通信 柏崎6号機、7号機の再稼働に備え、逼迫する使用済…

事業の確実な実施が著しく困難となった場合

前記事の続きです。 事業実施困難の場合、覚書には、RTFが「使用済燃料の施設外への搬出を含め、速やかに必要かつ適切な措置を講ずる」と書いてあります。しかし、施設外といってもそれがどこなのか、記載がありません。 ここで、「使用済燃料中間貯蔵事…

むつ市中間貯蔵施設についての安全協定など全文

8月9日に締結された、使用済み核燃料の中間貯蔵施設についての安全協定などの全文が、むつ市のHPで公開されました。 リサイクル燃料備蓄センター周辺地域の安全確保及び環境保全に関する協定書 リサイクル燃料備蓄センター周辺地域の安全確保及び環境保全…

六ケ所村の再処理工場、完成また延期

日本原燃は、今年9月末までとしていた六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の完成を、2026年度末頃までに延期する方針を固めたそうです。延期はこれで27回目だそうです。 青森・六ヶ所村の使用済み核燃料再処理工場、完成は26年度末に…着工31年・27回目…

むつ市中間貯蔵施設、安全協定を締結

報道によると、青森むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設について、青森県とむつ市、関連事業者3社が、安全協定を締結したとのことです。協定には、周辺地域住民の安全確保と環境保全を目的に自治体の権利と事業者であるリサイクル燃料貯蔵株式会社(RTF…

未来構想会議の提言

未来構想会議という団体が、いわゆる「核のごみ」について、最終処分までの間、中長期的に保管する施設を原発の地下に作るべき、という提言をまとめたそうです。共同通信が伝えています(2024年7月1日配信)。 核のごみ、原発地下に保管を 最終処分実現まで…

核燃料サイクルとは

核燃料サイクルとは、原発で一度使った核燃料を再処理・再利用する一連の流れをいいます。

核燃料サイクルの実際

まず、核燃料サイクルがうまく回るためには、再処理工場が順調に稼働することが必須です。ところがその再処理工場が、現状ではうまくいっていないようなのです。

核燃料サイクルと高速増殖炉

核燃料サイクルといえば高速増殖炉、と連想する方も多いと思いますが、