上関町で計画されている使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、予定地が建設の「適地」とする調査結果の報告書を、中国電力が、周南市から東側の市町すべてに届けていたそうです。9月2日の中国新聞デジタルが伝えています。
使用済み核燃料中間貯蔵施設の「適地」報告書、山口県東部5市5町に 中国電力 | 中国新聞デジタル
記事は、中国電力が「広域に理解を求める必要があると判断した」のではないかと推測しています。
中国電力側の意図はともかくとして、同社が広域に理解を求めようとする行動には、重要な意味があると思います。
どういうことか。
報告書を届けられて何もしないのは、暗黙の了承と受け取られる
・・・ということです。
中国電力から見れば、その市町から事実上の了解を取り付けたのと同じ意味を持つでしょう。
それでいいのでしょうか。
上関町の近隣1市3町(柳井市、田布施町、平生町、周防大島町)では、適地判断以前から相応の動きが見られましたが、その他の市町はどうするのか。
こういう問いを突き付けられたと理解すべきです。
報告書を受けたのは、上関町と近隣1市3町のほか、周南市、下松市、光市、岩国市、和木町です。
問題から目を背けず、真正面から議論してほしいと思います。
また、県西部の自治体も、報告書が届けられなかったからといって他人事ではないはずです。
議論が全県的に活発化することを期待したいと思います。