上関原発・中間貯蔵施設私的まとめ

アラ還おやじが素人なりに学習した記録です。

2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

事業の確実な実施が著しく困難となった場合

前記事の続きです。 事業実施困難の場合、覚書には、RTFが「使用済燃料の施設外への搬出を含め、速やかに必要かつ適切な措置を講ずる」と書いてあります。しかし、施設外といってもそれがどこなのか、記載がありません。 ここで、「使用済燃料中間貯蔵事…

むつ市中間貯蔵施設についての安全協定など全文

8月9日に締結された、使用済み核燃料の中間貯蔵施設についての安全協定などの全文が、むつ市のHPで公開されました。 リサイクル燃料備蓄センター周辺地域の安全確保及び環境保全に関する協定書 リサイクル燃料備蓄センター周辺地域の安全確保及び環境保全…

六ケ所村の再処理工場、完成また延期

日本原燃は、今年9月末までとしていた六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の完成を、2026年度末頃までに延期する方針を固めたそうです。延期はこれで27回目だそうです。 青森・六ヶ所村の使用済み核燃料再処理工場、完成は26年度末に…着工31年・27回目…

むつ市中間貯蔵施設、安全協定を締結

報道によると、青森むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設について、青森県とむつ市、関連事業者3社が、安全協定を締結したとのことです。協定には、周辺地域住民の安全確保と環境保全を目的に自治体の権利と事業者であるリサイクル燃料貯蔵株式会社(RTF…

中間貯蔵施設の建設に環境アセスを

日本生態学会の自然保護専門委員会が、中間貯蔵施設の建設計画作成に際し、環境アセスメントを実施するよう中国電力に求める内容の要望書を、国に提出したそうです。 中国新聞 山口県上関町の中間貯蔵施設、環境アセスメント実施を 日本生態学会、国に中電へ…

むつと上関

むつ市の中間貯蔵施設がついに動き出しそうだ、というニュースが、先日伝えられました。このブログでも触れています。 上関の先行事例として、むつ市の動きを注視する人は多いと思います。本当に一時保管だけで済むのか。核燃料サイクルが行き詰まる現状を考…

中間貯蔵施設、青森県が受け入れ表明

青森県の宮下宗一郎知事が7月29日、使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、県とむつ市、運営事業者(リサイクル燃料貯蔵(株)以下RFT)の3者で安全協定を締結する意向を明かしました。青森県が中間貯蔵施設の受け入れを表明したことになります。 使用済…