上関原発・中間貯蔵施設私的まとめ

アラ還おやじが素人なりに学習した記録です。

時系列;調査受け入れ後の上関町と中国電力の動き

以下は、2023年8月18日の上関町長による調査受け入れ表明の後から年末までの動きを、時系列でまとめたものです。周辺自治体などから懸念の声が上がったのを受け、中国電力が、当初予定していた森林伐採を断念して周辺自治体への説明に追われています。

 

2023年8月22日
中国電力が中間貯蔵施設建設に向けたボーリング調査のため、普通林の伐採届を上関町に提出したと発表。届出は21日付。


2023年8月23日
中国電力職員が中間貯蔵施設の説明のため戸別訪問を開始。


2023年8月31日
福井県の杉本知事が定例会見で、中間貯蔵施設建設計画に関連し、山口県上関町について福井県内の原発からの恩恵を受ける「消費地」との認識を示す。※同日FBC福井放送より
福井県の事情及び関西電力の事情について別記事


2023年9月14日
上関町議会、本会議で、希望する町民に東海第2原発敷地内の中間貯蔵施設を視察してもらう事業費924万円を盛り込んだ補正予算案を可決


2023年9月20日
中間貯蔵施設の立地可能性調査で、中国電力が町に出した普通林の伐採届にもとづく伐採可能期間が開始。開始期限11月19日まで。


※この頃までに周辺自治体から懸念の声が上がり、中国電力が上関町の周辺にある4市町(柳井市田布施町平生町周防大島町)の首長や議会への説明に追われる。


2023年10月31日
上関町が電源立地に関する交付金を国に申請。年度途中との理由で上限額1億4000万円の53%にあたる7442万円。※申請額満額の交付が11月30日付で決定。


2023年11月19日
普通林の伐採届にもとづく伐採開始期限経過。中国電力は着手せず。今後の再提出の可能性を示唆。


2023年12月18日
上関町職員による東海第二原発の使用済み核燃料中間貯蔵施設の視察始まる。