上関原発・中間貯蔵施設私的まとめ

アラ還おやじが素人なりに学習した記録です。

請願不採択から垣間見える、県政の壁

10月7日、山口県議会の定例会で、上関町に計画される中間貯蔵施設の建設に反対することを求める趣旨の2件の請願が審議され、ともに不採択となりました。

令和6年9月定例会 請願の審議結果表 - 山口県ホームページ

会派別の賛否を以下にまとめてみました。

 

請願に賛成した会派(計6人)

日本共産党(3人)、社民党市民連合(1人)、新政クラブ(1人)、草の根(1人)

請願に反対した会派(計41人)

自由民主党(26人)、公明党(5人)、やまぐち県政会(4人)、政友会(2人)、自由民主党新政会(1人)、県民の誇りを育む会(1人)、光風会(1人)、すずらんの会(1人)

請願に対する各会派の賛否の状況 よりまとめ。

 

ブログ主の注目点は、「やまぐち県政会」の動きです。日刊新周南によると、この会派は連合山口の推薦議員で構成されているそうです。

[山口県議会]福田氏は1人会派に 新会派届け出・大内氏は連合系会派

連合には電力会社の労組も含まれています。原発には寛容と聞いています。が、本当にこれでいいのでしょうか。

地方はだいたい保守王国ですが、山口県のそれは図抜けていると聞いています。

山口県原発や中間貯蔵施設の建設に反対する活動が、いかに難しいか、垣間見た気がします。