使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、賛成するにしても反対するにしても、この話はきちんと押さえたうえで意思決定してほしい。
そう思わせてくれる内容の講演会が、2023年8月26日に開かれました。
表題は「中間貯蔵施設とは」。講師は原子力資料情報室共同代表の伴英幸氏でした。チラシによると、主催は、「上関原発」建設計画に反対する2市4町議会議員連盟、ということです。
ブログ主もこの会に参加して話を聞いてきました。会場となった上関総合文化センターは、立ち見が出るくらいの満席でした。
当日の様子がYouTubeなどにアップされていないか探したのですが、見つかりませんでした。その代わり、以下の動画を見つけました。ここに登場する伴英幸氏の話の内容が、先の講演会のコンパクト版のようになっています。
上関どうするネット緊急リレートーク2023.08.13
3名のリレートークになっていて、伴氏は二人目に登場します。話の骨子は以下の通りでした。
8/26の講演では、上記のほかにも、輸送・貯蔵兼用容器(※金属キャスクのこと)の仕様の話や、中間貯蔵施設の危険性に関する話もありました。
※伴氏のほかに、祝島島民の会の木村氏による経緯説明や、福井の石地氏による関西電力の事情説明などがありました。そちらもぜひご覧ください。
※2024年6月10日、伴英幸氏が逝去されたそうです。謹んでお悔やみ申し上げます。